熊谷よろいかけの松

京都府京都市左京区黒谷町121
京都府の源平史跡1
   

金戒光明寺にある熊谷直実(くまがい なおざね)の鎧掛けの松です。

寿永3年(1184)、一ノ谷の戦いで平敦盛と一騎打ちを行い、敦盛の首を取った直実は、建久4年(1193)に黒谷の法然上人を訪ね、方丈裏の池にて鎧を洗い、この松の木に鎧を掛けて出家したと云われています。

池はその後、鏡池と呼ばれるようになり、 庵は蓮池の畔に建てられ、現在は蓮池院(熊谷堂)となっています。

極楽橋と蓮池(別名 兜之池)

また直実は兜を置いて弓の弦を切り、弓を池に架けた形が起源と云われています。

直実は法然の弟子となり、法力房 蓮生 (ほうりきぼう れんせい)と称し、岡山県の法然誕生地に誕生寺を建て、京都には法然寺を建てています。

『現地案内&Wikipediaを参照』

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