三條烏丸御所跡

京都府京都市中京区三条通烏丸西入南側

京都府の源平史跡１

地下鉄「烏丸御池駅」の南、三條烏丸交差点を西へ５０ｍぐらいには三条烏丸御所跡の碑がありました。

当該地は、平安京左京四条三坊に位置しています。 ここの九町は、北側を三条大路、南側を六角小路、西側を室町小路、東側を烏丸小路により四方を画された一町（約１２０ｍ）の中にあり、烏丸上皇の三条南殿三条烏丸御所と云われています。

中右記や長秋記など平安時代後期貴族の日記によると、同九町の地は三条桟敷殿（床を持つ建物）として利用されたり、のちには左大臣にまでのぼり権威をふるった藤原実能（さねよし）の邸宅もありました。 藤原実能の母は堀河天皇・鳥羽天皇の乳母であり、実能から鳥羽法皇に献上され御所となりました。 『現地案内を参照』