岡山県倉敷市有城591-1 | |
岡山県の源平史跡 | |
瀬戸中央自動車道「早島IC」から2号線を西へ、倉敷川を渡る手前の信号で22号線を南へ走ります。 名田の信号から倉敷川の東側を走る道路を東南へ、小瀬戸交叉点を過ぎて200mほどの東側には乗り出し岩の碑がありました。 |
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走っていると、何かあると気づく、そして通り過ぎるよ。 本土から児島へ渡る要衝の地藤戸に、元暦元年(1184)12月源平が藤戸海峡をはさみ対峙しました。 船を持たない源氏に対し、平氏は船を漕ぎだし、渡ってこいと指し招くのです。 この挑発に源氏の武将たちは無念の思いで浜に「くつわ」を並べ海を眺めるばかりでした。 |
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この沈滞した空気をうち破ったのが佐々木盛綱です。 彼は浦人から対岸に通じる一条の浅瀬を教えられます。 勇躍波浪凌ぐ寒中をものともせず、この岩鼻から馬おどらせ乗り出しました。 そして一気に海中を押し渡り先陣の偉功をたて、平氏を屋島へと敗走させたのです。 『現地案内を参照』 |
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