妹尾太郎兼康公居館跡
(洲浜城)

岡山県岡山市南区妹尾
岡山県の源平史跡 
  
JR宇野線(瀬戸大橋線)「妹尾駅」から北の街中へ入ると盛隆寺(じょうりゅうじ)があり、お寺の西側の道を北へ歩きます。

道は細く、小高い山頂には洲浜城、ここが妹尾太郎兼康公居館跡と云われています。

妹尾は平家の大将の一人「妹尾(瀬尾とも言う)太郎兼康公(1126-83)の領地であったと云われています。

現在城跡と思われるところは、地元では「稲荷山」と呼んでおり、お稲荷様が祀られていました。

このあたりは、広々とした平野が続き、穀倉地帯をなしていますが、かつては「吉備の穴海」と言う干潟で漁業が盛んに行われていました。

   
兼康の母は瀬尾兼門の妹・保子で、妹・保子は鳥羽上皇の宮女として仕え、上皇の御子を宿していたため許されました。

そして平忠盛(清盛の父)に預けられ、上皇の御子を産んだのが妹尾太郎兼康です。

兼康公は十六歳で妹尾に入り、洲浜城を築いたのです。

『現地案内を参照』

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