飛鳥寺

奈良県橿原市小綱町335

奈良県の古代史跡
  
用明天皇2年(587)、蘇我馬子が仏教をめぐって物部守屋と対立した際、馬子は勝利を祈願して建立しました。

飛鳥寺は日本で最初の仏教寺院で、蘇我氏の氏寺となっています。

法興寺、元興寺とも呼ばれ、寺は仏教が盛んな中心地となり、やがて朝廷から庇護を受けています。
  

皇極天皇4年(645)、乙己の変(いっしのへん)で蘇我氏は滅亡した時、飛鳥寺は中大兄皇子と中臣鎌足の蘇我氏討伐の本陣となっていました。

和銅3年(710)、藤原京から平城遷都に伴い、奈良に新たな元興寺が建立されると、飛鳥寺は本元興寺と呼ばれるようになりました。

『Wikipediaを参照』