稲 城

大阪府八尾市南木の本7丁目

大阪府の古代史跡
 
ここは光蓮寺の門前です。

飛鳥時代、有力な豪族・物部氏は仏教を廃する立場をとり、蘇我氏とは仏教を巡り争っていました。

用明天皇が没した後、物部守屋は欽明天皇の皇子・穴穂部皇子を即位させようとしましたが、皇子は蘇我馬子らに命を奪われ、物部守屋と聖徳太子・蘇我馬子連合軍との間で戦いとなりました。
  

聖徳太子が守屋の館のあった阿都の桑市を攻めた時、守屋は兵を集めて、この地に稲城を構え抗戦したと云われています。

稲城は稲で囲った城とか、稲積みの城であったとか伝えられているのです。

『現地案内とWikipediaより』