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伊和大神と佐用都比売神 |
兵庫県佐用郡佐用町本位田甲 |
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出雲の国からやってきた伊和大神を祀る伊和族は、播磨の佐用郡に入ります。
佐用で玉津姫神を妻としていたのですが・・。
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玉津姫神が佐用都比売神(さよつひめ)に名を改めたんだね。
ここは佐用都比売神社、姫神ゆかりの神社だよ。
五月の夜、鹿庭山(大撫山)で鹿を生け捕り、腹を割いて、その血にひたして籾をまくと、たった一夜で苗が育ったので、すぐに植え付けをしました。 |
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それを見ていた伊和大神は、妻の呪術に驚き、勝てぬと思って、この地を去って行くのです。
神社の説明では、伊和大神と妹神の玉津日女命(たまつひめのもこと)がこの地の領有を争ったとなっているね。
やっぱり妻ではなく、妹だったのかな。 |
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五月夜(さつきよ)だから、讃容(佐用)の郡と呼ぶようになったのです。
すごく大きな神社だったそうで、今でも大阪や広島から参拝される人がたえないらしいよ。
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