でも、道主日女命の子供の父親が誰か分からないんだよ。
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女神の道主日女命（みちぬしひめのみこと）は父親がいないのに子供を産みました。 子供が育つと、父親を探させるのです。 |
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道主日女命は七町の田を耕し、七日七夜で神聖な稲を育て、それでお酒を作り、周りの男神たちを大勢集めて酒宴をはじめます。 集まった神々から父親を探させると、子神は天目一神に血固めの酒盃を差し出しました。 |
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そこで天目一神が父親だとみんなにわかり、神聖な稲田もいらなくなって、田が荒れたので、「荒田」と呼ばれるようになったのです。 |
