滝山城
兵庫県神戸市中央区城山
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新幹線の新神戸駅背後には標高316(比高250m)の山頂に、滝山城(たきやま)があります。

 
  元弘3年(1333)、大塔宮護良親王の令旨を受け赤松円心は摩耶城に立て籠もり、河内千早城の楠木正成を囲む幕府六波羅勢を牽制します。

六波羅勢を摩耶城におびき寄せると、側面から攻撃し撃退しました。

赤松軍はその勢いで京都へ攻め上がるも撃退し、滝山城に帰りました。
  
  赤松円心は千種忠顕と結城親光と協力して六波羅軍を八幡・山崎で破り、足利尊氏と協力して六波羅探題南方の北条時益を破り、北方の北条仲時を近江へ敗走させました。

後醍醐天皇の建武新政の論功では、新田義貞が播磨を楠木正成が摂津の守護になると、尊氏は叛旗を翻し、円心と子・範資と光範は滝山城と多々部城に拠って尊氏に味方するのです。

『参考文献を参照』
  
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